第1項 収入・生活満足感等について 4/6page

 年齢区分別に「年収」の平均値と「生活満足感」等の平均値(4段階評価を点数化)の変化をかさねあわせて見ることで、年齢区分ごとの相対的な差異などについてさらに考察してみる(図表24,25)。
 年齢が高くなるにつれ年収も「50~54歳」まで上昇しているが、「生活満足感」「生活品への充足感」は年齢とともに低下し、「50~54歳」に達した時、他の年齢区分に比べて最も低くなっている。
 一方「将来生活への不安感」は年齢とともに上昇し、「45~49歳」「50~54歳」の頃に不安感の高まりを迎えている。
 以上のことをまとめると、年齢区分別での主な特徴として45歳~54歳の年齢層は、年収は他の年齢に比して高いものの、「生活満足感」「生活品への充足感」においては相対的に低く、「将来生活への不安感」が高い。本調査におけるこの年齢層の多くは、世帯人員が「4人世帯」であり、高校生、大学生の子どもを持つ家庭である。よって、さらに世帯の家族構成の違いによって生活満足感等に差異を生じさせているかについても見ておく必要がある。

図表 24 年齢区分別の年収と生活満足感

※ 「おおむね生活に満足している(生活への満足感)」「生活に必要な物やサービスはおおむね充足している(生活必需品への充足感)」「収入は満足のいくものである(収入への満足感)」「将来の生活に不安を感じている(将来生活への不安感)」については4段階評価。「そう思う」=4、「ややそう思う」=3、「あまりそう思わない」=2、「そう思わない」=1。

図表 25 年齢区分別の年収と生活満足感(詳細)