第1項 収入・生活満足感等について 5/6page

4. 家族構成別からの分析

 調査結果のうち、核家族の中で標本数10件以上が得られた家族構成(社会人同居の世帯を除く)を抽出し、「年収」「生活の満足感」「生活品への充足感」「収入への満足感」「将来生活への不安感」の項目について家族構成ごとの平均値を比較した(図表26,27)。
 その結果、「夫婦+中学生+高校生」「夫婦+小学生」の世帯では「収入への満足感」が相対的に低く、また、「夫婦+中学生+高校生」「夫婦+高校生」の世帯は、「生活の満足感」「生活品への充足感」が他の家族構成と比較して極端に低くなっており、また、「将来生活への不安感」が高くなっている。
 以上のことから、それぞれの満足感の意識において特異性が見受けられた家族構成に共通する「高校生」の子どもをもつ家庭においては、他の家族構成にはない、生活への満足感、将来生活への不安感といった意識に対してマイナスに働きかける要因があると推測される。

図表 26 家族構成別の年収と生活満足感

※ 「おおむね生活に満足している(生活への満足感)」「生活に必要な物やサービスはおおむね充足している(生活必需品への充足感)」「収入は満足のいくものである(収入への満足感)」「将来の生活に不安を感じている(将来生活への不安感)」については4段階評価。「そう思う」=4、「ややそう思う」=3、「あまりそう思わない」=2、「そう思わない」=1。

図表 27 家族構成別の年収と生活満足感(詳細)